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差別のない社会

 「差別とたたかい共同体を建設しよう」。1971年わっぱの会が始まった時のスローガンは、当時の差別の根強さと向かい合いながら、共に生きる社会を求めていこうという会発足時の思いを示しています。障害者差別の温床は、障害そのものへの偏見と、障害に起因する能力への否定的捉え方(マイナスイメージ)にあります。以前に比べて、共生社会への理解は深まりと拡がりをみせている一方、障害者への差別がなくなったわけではありません。現在でも障害のあることで、入学・就職・結婚・育児などあらゆる社会生活の局面で、差別に直面する人が数多くいます。

 障害者問題とよくいいますが、それは障害のある人に問題があることを意味しているのではありません。障害のある人をとり巻く社会、すなわち障害のない人自身の問題なのです。いかに差別をなくすかが問われています。障害があることで人は不幸になるのではなく、障害を理由に生き難くされることが不幸なのです。

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